.dae ファイルとは?COLLADA、消えるテクスチャ、Mac で開く方法
.dae ファイルは COLLADA のドキュメントで、メッシュ、マテリアル、カメラ、ライト、アニメーションを含む 3D シーンを XML で記述します。2004 年に Sony で始まり、2005 年から Khronos Group が管理しています。ゲーム用のツール、SketchUp、Google Earth が長年使ってきましたが、いまは glTF に置き換わりつつあり、Blender 5.0 は組み込みの対応を削除しました。
概要
- 拡張子
- .dae
- 種類
- 3D シーン
- 開発元
- Sony, Khronos Group
- 登場
- 2004
- 規格
- ISO/PAS 17506:2012
- アプリなしの macOS
- 一部のみ(本文を参照)
情報の確認日:2026年11月4日
読める XML
COLLADA は読めるテキストです。Apple の SceneKit で正八面体を保存させると、次のように始まります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<COLLADA xmlns="http://www.collada.org/2005/11/COLLADASchema" version="1.4.1">
<asset>
<contributor>
<authoring_tool>SceneKit Collada Exporter v1.0</authoring_tool>
</contributor>
<created>2026-11-04T15:57:14Z</created>
<modified>2026-11-04T15:57:14Z</modified>
<unit meter="1.000000"/>
<up_axis>Y_UP</up_axis>
</asset><asset> の部分には、ファイルを作ったプログラム、作成日と更新日、そして何より単位と上を向く軸が入っています。その後にマテリアル、形状、画像のライブラリが続き、それらを組み合わせるシーンが来ます。形状は <float_array count="18">0 0 10 10 0 0 …</float_array> のような長い数字の列で書かれます。
単位と上向きの軸
どのファイルも、1 単位が何メートルかを書いていて(<unit meter="…"/>)、何も書かれていなければ 1 メートルになります。仕様には、5556 メートルの架空の単位「nautical_league」を使った例まで載っています。上を向く軸(<up_axis>)は Y、Z、X のどれかで、既定は Y です。
上のファイルでは、元になった OBJ の正八面体には単位がまったくなかったのに、SceneKit は meter="1.000000"、つまりメートルと書き込みました。単位を読むプログラムでは、高さ 20 メートルで表示されます。ですから、開いたら寸法を確認してください。
テクスチャなしで届く理由
テクスチャは .dae ファイルの中ではなく、その隣に画像として置かれています。ファイルは <library_images> の中の <init_from> 要素で、パスによってそれを指しています。SketchUp、Maya、Google Earth、ゲームのフォーラムで何度も出てくる、テクスチャが消える 3 つの原因は次のとおりです。
- .dae が画像のフォルダなしで届いた。 Apple のプレビューのガイドは、.dae をフォルダから出さないようにとはっきり書いています。
- パスが絶対パスになっている。
file:///C:/Users/…のようなパスは、別のコンピューターではどこも指しません。 - 画像の名前が
<init_from>の中身と一致しない。
.dae をテキストエディタで開いて <init_from> を検索すれば、ファイルがどの画像をどこで探しているかが正確に分かります。
SketchUp と Google Earth:.kmz の中の .dae
SketchUp は File → Export → 3D Model で COLLADA 1.4 を書き出します。Google Earth は .kmz パッケージの中で COLLADA のモデルを使います。.kmz は ZIP なので、.zip に名前を変えて展開すれば、中に .dae とテクスチャが見つかります。Google Earth のモデルは向きがずれて開くことがあります。バーチャル地球儀のソフトごとに、COLLADA の読み方が少しずつ違うからです。
消えつつある COLLADA
Khronos 自身、COLLADA はプログラム間の交換のための形式で、配信用ではないと説明しています。配信を担うのは glTF で、2013 年にほかならぬ COLLADA のワーキンググループが発表したものです。Blender は 2024 年に COLLADA をレガシー扱いにし、2025 年 11 月のバージョン 5.0 で削除しました。アドオンなしで .dae を開ける最後のバージョンは Blender 4.5 LTS です。また、Mac が DAE を読むのに使う SceneKit は、WWDC 2025 から Apple でメンテナンスモードになっています。macOS 27.0.1 ではまだ読めることを確認しました。
古い .dae ファイルがあるなら、開く手段があるうちに glTF/GLB に変換しておいてください。
COLLADA の生まれ
COLLADA は、スタジオが PlayStation 3 のコンテンツを異なるツール間で移せるように、Sony Computer Entertainment で始まりました。最初のバージョンは 2004 年に出て、2005 年 7 月に Khronos がオープンな標準として受け入れました。最も普及しているのは 2008 年のバージョン 1.4.1 です。同じ年のバージョン 1.5 は、正確な B-rep 形状、キネマティクス、パッケージ化された .zae ファイルを加え、2012 年に ISO/PAS 17506 として発行されました。2025 年 11 月には、Khronos が修正版の 1.5.1 を公開しています。多くの 3D ビューアのサンプルでおなじみのゴム製のアヒルは、Sony が 2006 年に作った COLLADA のモデルです。
Mac で DAE を開く方法
- プレビューは .dae を開けますが、Apple のガイドによると、macOS 27 では USD より使える機能が少なくなります。STL や OBJ のような印刷用の形式では保存できません。
- クイックルックは、システムの SceneKit 拡張を通して表示できるはずです。具体的なファイルでは試していません。
- Blender 4.5 LTS は .dae を開いて glTF で保存できます。それより新しい Blender ではアドオンが必要です。
- Preview3D(私のアプリ)は、Mac で SceneKit を通して .dae を、ファイルにあるマテリアルとライト付きで開きます。モデル情報には寸法と三角形の数が表示され、メッシュチェックがあり、モデルを STL、OBJ、PLY に変換できます。これはプレビューにはできないことです。
DAE を STL に変換する
Mac では、Preview3D の ファイル → モデルを別名で書き出し…(⌥⌘E)で、何もアップロードせずに変換できます。テクスチャ、マテリアル、アニメーション、リグは失われ、STL に残るのは形だけです。ゲームのモデルはばらばらのパーツで作られていることが多く、印刷の前に修復が必要です。メッシュチェックで、穴やつながっていないエッジが分かります。そして単位に注意してください。変換後にスライサーでサイズを確認しましょう。
よくある質問
.dae ファイルとは何ですか?
COLLADA のドキュメントで、メッシュ、マテリアル、カメラ、ライト、アニメーションを含む 3D シーンを XML で書いたものです。DAE は Digital Asset Exchange の略です。
.dae がテクスチャなしで開いたのはなぜですか?
テクスチャはファイルの隣にある別の画像で、それがないか、別のコンピューターの絶対パスになっているか、名前が違っているためです。テキストエディタで <init_from> を見れば、ファイルがどの画像を探しているかが分かります。
Mac はほかのアプリなしで .dae を開けますか?
はい、プレビューで開けます。ただし印刷用の形式では保存できません。
Blender 5 で .dae が開けません。どうすればよいですか?
COLLADA に組み込みで対応した最後のバージョンである Blender 4.5 LTS か、アドオンを使ってください。そのあと、ファイルを glTF/GLB で保存してください。
DAE を STL に変換するにはどうすればよいですか?
Mac の Preview3D で、ファイル → モデルを別名で書き出し… を使います。そのあと、メッシュと、スライサーでのサイズを確認してください。
DAE と glTF ではどちらがよいですか?
新しいモデルなら glTF です。Khronos 自身が COLLADA より glTF を勧めていて、Blender 5 はもう COLLADA を読めません。
関連ページ
- .gltf と .glb ファイル:モデルの配信で COLLADA の後を継ぐ形式
- .fbx ファイル:シーン全体を扱うクローズドな形式
- .stl ファイル:DAE の変換先となる印刷用の形式
出典
- Khronos:COLLADA:目的、バージョン 1.4.1、1.5.0、1.5.1
- COLLADA 1.4.1 の仕様:単位、上向きの軸、Sony での起源
- Sony:COLLADA が Khronos のオープンな標準に(2005 年)
- Khronos:ISO/PAS 17506 になった COLLADA
- Blender 5.0:組み込みの COLLADA を削除 と レガシー扱いへの移行
- Apple:プレビューでの .dae ファイル と プレビューでの 3D ファイル
- SketchUp:COLLADA の読み込みと書き出し
- Google:KML のモデル
SketchUp や Google Earth の古い .dae で、Mac では完全に開けなかったものはありますか? どこから来たものかを添えて、apps@xfanta.com までお知らせください。
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